想い起こせば『ウクレレ・フレンズクラブ』をスタートしたのは2009年の夏、友人がハワイ旅行に行ってウクレレを買って来たことが最初のきっかけだったと思います。
ある日、その友人から「誰かウクレレを教えてくれる先生知らない?」と尋ねられたので、私はその友人の願いを何とか叶えてあげたいという思いから、ギタリストでもある私は「ウクレレくらいなら僕が教えてあげられるよ」と安請け合いしたのが、そもそもの始まりだったのではないかと振り返ります。
でも、実を言うと私のウクレレについての知識というと、高校生の頃に流行っていた加山雄三さんの『お嫁においで』を少し弾いたことがあったくらいで、その時は「ウクレレって弾き語りにはちょうどよくて面白い楽器だな?」と言うくらいには感じていましたが、その他の詳しいことは殆ど知りませんでした。
なので、それからウクレレに関する教則本を何冊も買って来てDVDなどで猛勉強し、ネットでもウクレレのいろんな事柄を学びながらギターの弾き語りの応用でウクレレの指導ができるようにレッスン用のテキストを作成して準備を進めていた丁度その頃に、幸運にも世界的に有名なウクレレプレイヤーであるジェイク・シマブクロ氏が来日ツアーで長崎に来るというポスターを見て私は、彼がウクレレブームの波を運んで来てくれるのではないかと予感しました。
そこで私は、翌年の年明けからオープンしようと計画していたウクレレ教室のスタートを急遽早めて、ハワイ帰りの友人が誘って来た6名の皆さんと一緒に2009年11月2日から( 最初の名称 : ビギナーズ・エンジョイ・ウクレレスクール )をスタートしたというわけです。
その後、当初の狭いレッスンルームから 2013年6月12日に[西地区コミュニティーセンター]へ移転し、同時に『ウクレレ・フレンズクラブ』と命名することになりました。
それから更に、南部地域の皆さんの要望で2016年4月2日より[広田地区コミュニティーセンター]で『ウクレレ・ファンクラブ』を新たにスタートしました。
今後、日曜日の昼間のレッスン受講希望者が増えてきましたので考えたいと思っています。
まあ、振り返れば、あれから様々な人との出会いとコロナ禍などの困難や紆余曲折ありましたが「多くの皆様に笑顔になっていただきたい」と言う基本理念のもと、冬もアロハシャツで一日も休まずやってまいりましたが早いものでやがて15年目を迎えようとしています。
いつまでやれるか分かりませんが、地域の皆様への恩返しと思ってボランティアによる演奏活動などに積極的に取り組んで行こうと考えていますので各種公共施設などでウクレレ演奏を望んでおられる方はお気軽に連絡してください。
お陰様で、会員の皆様方の温かい笑顔に支えられながら、毎回あの手この手で楽しいウクレレタイムになるように努めています。そして和気藹々とした雰囲気の中で私自身も皆様から元気をいただいて若さと健康を保てており心から感謝しています。
今、私の願いは、私自身が体験して味わってきたウクレレの魅力と楽しさを皆さんにもしっかり習得して頂き、将来的にはご自身の一生涯の宝物としてウクレレを末永く愛し愉しんでいただきたいと言う思いです。
このクラブはこれからも、単なるウクレレ教室と言うだけでなく、当初の目標である、会員同士が敬意をもってウクレレを通じて親しく友情を育み『心から楽しめる憩いと親睦の集い』へと発展し、更に地域の皆様にも温かい笑顔を広げて行けますように尽力して参りたいと考えておりますので皆様宜しくお願いいたします。 KEIRI