Ukulele と Stay Home ~♪

新型コロナウイルス(武漢風邪)感染拡大の禍がニュースで騒がれ始めたのは2月の中旬だったと振り返ります。

その頃私たちは、何の危機感も持たずいつもの様に集まってみんなで楽しくウクレレの時間を過ごしていました、課題曲は、来るべき東京2020オリンピック関連の[パプリカ][カイト][SMILE]など、旬で話題性のある曲をレパートリーに入れるべく練習する一方、今となっては開催中止となってしまった 3月3日の「公民館まつり」へ向けてイメージを膨らませ発表曲の練習をして盛り上がっていました。

ところが、あれよあれよという間に新型コロナウイルスの感染者と死者が世界中に拡散してしまい、人類が過去に経験したことのない世界パンデミックによる死の恐怖が日本国内・県内・市内・町内と私たちのすぐ側にまで迫って来てしまいました。

当初は専門医師でも「毎年流行するインフルエンザウイルスと似たようなものだから暖かくなるに連れて終息しますよ」と言っていたんですが、こんな地球環境が激変し取り返しのつかないような事態になろうとは誰が予想し得たでしょうか。

国内では、このような未曾有の危機に晒された政府は右往左往するばかりで、打つ手はどれも後手後手で何ら効果的な方策は取れないまま、楽観視していた中で放った渾身の一手が「アベノマスク」とか「国会議員報酬20%カット」という訳の分からない散々な有様で、保健所はPCR検査不能、病院では患者受入れ不能、更に医療関係者には防護服が不足して院内感染による死者が続出する始末で国内感染者数は日々倍増し死者数もうなぎ上り。

国内感染者数14.271人 死亡者数456人 (5月1日 現在)

そこで、7都市の都市封鎖(ロックダウン)を回避するため住民に「外出自粛」や「三蜜」などの要請をお願いしましたが効果が無く、遂に4月17日に安倍総理大臣より最後の一手である「緊急事態宣言」5月6日まで全国民へ感染リスク自粛令が発令されました。

それを踏まえ、公民館も利用不可となり、従って私たちウクレレフレンズクラブも休会を余儀なくされましたので、一応、6月まで休会し7月から再開することとし事態の推移を見守ることにしましたが、その後も世界的に感染地域が拡大するばかりで、遂に各国が入国禁止・渡航禁止などの措置を取るようになり「世界は一つ」ではなく自国を護るため「世界はバラバラ」になってしまいました。

日本も、更に5月4日「緊急事態宣言延長」5月末まで感染拡大を阻止するための自粛要請が発令され、全国民の日常生活が大幅に制限されることとなり「不要不急の外出禁止」・「STAY HOME」が合言葉のようになりました。

通常ならば今頃は、公民館まつりの余韻と自信を胸に5月16日の「アルカスロビーコンサート」へ向けワンチ-ムになって、練習にも緊張感と連帯感が増してみんな活き活き・ワクワクしている時期だと思います。

その次は「アルカス九十九島音楽祭」出演が控えていましたから、皆さんにとっては今がたくさん場数を踏んで上達する最高潮のウクレレシーズンになるはずだったのですが、この感動のチャンスを逃して本当に残念です。

 

夢のようなことを言っていても仕方ないので、この逆境を絶好のチャンスと捉えチャレンジしてみましょう。 「このような暗い状況下にあってもあなたは毎日ウクレレに触れることができるか」試してみて下さい。 それだけでいいんです。 これが出来ればやることはいくらでもありますよ?

1.チューニング   2.最初習った4種類のコードの循環移動(いい音色を聴きながら)

3.弾けるようになりたい曲の弾ける部分を集中的に反復練習して弾ける部分を広げてゆきましょう。

取り敢えずこの3項目だけで十分です。 くれぐれも指に力を入れすぎないように無理なくね

あとは、7月再開までテキストを更に深く理解しながら練習して見違えるようなあなたになっていてくださいね期待していますよ。 「STAY HOME」の自作曲の宿題もお忘れなく。

私は皆さんの「ウクレレを上手に弾けるようになって末永く愉しみたい」という願望を叶えてあげたいのです。何故ならば勇気ある貴重な一歩を踏み出して来られた皆さんを心から尊敬しているからです。

これから先も有意義なウクレレライフを一緒に楽しみましょう  アロ~ハ~ KEIRI

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